無我夢中の日々 何だろう これで いいのかな 俺の人生は などと しゃれた セリフ 言うか お前は 介護戦争の真っただ中にいて 戦士なのだ 敵は 自分の中に 潜んでいる 何か へこたれそうな くじけそうな 弱さだ
勝たなければ 松っちゃんは 死ぬ 葬儀のあと 寺ちゃんも死ぬ あと10年は生きろ 死ぬな これが 目標だ じっちゃん 91才か92才かだ じっちゃんは 小学校も 満足に でていない 子供のころ あっちの家 こっちの家 転々とした 昔は 子供 多いところ 貧乏なところ みんな そうした じっちゃんは 7人兄弟の 長男 他は 生きている人も 高齢 いつ 葬式するかというところだ じっちゃんは 若い時 体力あり 日本鋼管の造船所 で働き 何年かして 人望 認められ 応援してくれる人がいて 資金も だしてもらい 会社 興し 兎に角 成功した 今 有料老人ホームにて 完全看護 介護のもと 暮らしている 俺は 毎週いく 何とか 判別できているが そのうち わからなくなる じっちゃん 逝ったら 盛大に葬式するのだ それまで 俺も松っちゃんも 死ぬなよ
下の写真は 俺の家のトイレ 電話の子機 ある 子機3台 親機とが 配置してあり どこからでも とれる トイレにいても とれる 結構 トイレにいても鳴ります すぐ でるのだ 「もし もし～」
