2年間も 病院と自宅と 往復
いつになったら 元通りに なるのだろうか いつ 旅行にいけるのだろうか いつ レストランで食事が できるのだろうか いつ 会話が できるのだろうか
心臓の弁 血管 人工弁 人工血管になった
初回は 15時間 心肺停止 二回目のは14時間 同様 胸は 縫った跡 まだ 完全に 固まっていない 蘇生するか どうか 20%以下 寺ちゃんは 祈りながら サインした 医師団の皆様には 感謝している 命の恩人だ 年賀状は かかさず 出している
救急車 退院してから 二度 お世話になった
生死の境目 彷徨った ここ2年間で 何回 死ぬ 何回 生きる 体験しただろう 病院では 40度の高熱 意識不明 寺ちゃんは ずっと 手 握り続けた
極楽浄土
お母さんは この世に いない 極楽浄土に いる 松っちやんも 寺ちゃんも いくことは 間違いないが お父さんを おくってから でないと いかれない 「お父さんは 100才は 楽に 長生き なさいますよ」と お世話に なっているところの有料老人ホームの看護師長が ニコリと微笑みながら言った
今の「松っちゃんの様子」
土曜日の訪問入浴サービスの日 午前9時から さきほど 終わった 今日は ベテランの方 二人 新人の方 二人 いずれも 若い ああ うらやましい
好きな 「科捜研の女」再放送 見ている 松っちゃんの顔 いい顔している
テレビの前に きのう 宅配便で やってきた チュウリップのお花たちを 飾った いいな ♪ ありがとう ♪