兎に角 リハビリは「格闘技」だと思う
まず、リハビリに挑む体力が無いのに リハビリに挑戦すると言う矛盾を 乗り越え 一歩づつ レベルアップしていかなければ 効果が 見えてこない 辛いから 痛いから 苦しいから 「もう 家に 帰ります」と言う 子供じみた真似は ご法度だ そんな みっともない 真似は できない
S病院に入院した目的は 普通の人 になることだ
くちから お茶も飲む ご飯も食べる 話せる これだけだ 勿論 歩いてトイレもいける 何のことは無い 普通の人に なることの為に 入院した 結果はどう でるのか まだ わからない わかっていることは 「予想以上に過酷な訓練が続く」と言う 現実だ
本当は「寝たきり三か月以上は元に戻れない」と言う
今回のプロジェクトは「寝たきりよ さようなら あたしは歩き始める ご飯を食べる お茶を飲む お喋りをする」だ 他は無い ハッキリ スッキリしている 問題は アイドルは三年近くも寝たきりだと言うことだ 入院して最初に言われたのは 歩くのは無理ですね 食べるのも無理ですね と言うこと それでは 今 入院して 二週間近くに なるのに いると言うことの説明ですね 「無理だけれど 可能性が ある以上は ベストを尽くします」と言う これも 矛盾した話だ 要するに 理屈ではない 何かの力が働いているのだと思う ルーカスのフォース みたいなものか 眼には見えない。
きのう8/19(水) S病院の偉い人たちが来た
いつものように トレーニング室で PTさんの指導を 受けている時に ドドド ガヤガヤガヤ ワサワサワサ と四人の白衣の男性と二人の助手の女性が来た 何だか 近寄りがたい雰囲気だ ～中略～ 寺ちゃんは 呼ばれた そして「 〇〇子さんは 寝たきりが長いのだけれど 普通は リハビリが できません 筋肉の損傷 骨の損傷が発生します 〇〇子さんは 運良く リハビリが できる状態です ので 継続して やっていきます」と告げられた。 この瞬間、寺ちゃんの前で女神が 狂喜乱舞した。
リハトレ中～で～す 超苦しいで～す
上の写真の説明・個室にてPTさんによるリハトレ「俯せ」 背中の筋肉を 揉み解す 肺に溜まった痰を 上げる 両足の 折り曲げ訓練 この時 アイドルは呻き声を 出し続ける う～う～う～ マネージャーは気管がベッドのシーツで塞がらないように カニューレのところに 手 いれて 空気の空間を作る
救急車のピーポーが 来た～
写真の説明・誰か 呼んだのかな あるいは ここに 運んで来たのかな 寺ちゃんは「救急車を見ると胸の鼓動が激しくなる」理由は松っちゃんと一緒に乗ったことがあるからです 回数については恥ずかしいので堪忍のほど。
8/19(水)の午後1時の個室からの景色
雲の動きが活発で 流れも早かった 台風が 15号 16号 が 来るのか 来ないのか いずれにしても しばらくは 落ち着かない
得意のヌカ漬けの様子
どうも 買ってくるスーパーの漬物 キムチ は 美味しく無い 自家製のやらない時は 買うのだけれど いつも 後悔している きゅうりとナスの漬物 これは 写真用で並べたもの 実際は 「ナスは前日の夕方に きゅうりは当日の朝に漬ける」ちなみに アイドルは健康な時は「ああ～ この漬物 美味しい～」って 毎度 言ってくれていた 今は 言う人 いないのが寂しい。
