寝たきりの松ちゃんを療養病棟から リフト付きの大型介護タクシーで帰宅した日のことを 思い出した。
体重は30キロ台 骨と皮 顔は目が大きく 歯は浮き出て お尻の肉は無かった 骨がつき出ていた
松ちゃんは毎月30万の個室にいた テレビもあるが 見れない 風呂付もはいれない トイレ付も はいれない 寝たきりで天井を見ているだけ 排泄のオムツ交換は 中々 来ない。
毎日 叫び声とかうめき声とか 一般病室は4人部屋 6人部屋 それが 廊下の右側 左側に ズラリ並んでいる
全員が 鼻チュウブか胃ろう 気管切開の痰の吸引も忙しい
何もしなかったら 今の松ちゃんは存在していない やはり愛のなせる業は人智を超えるパワーを発揮する ここまで回復できたのは「松ちゃんの生きたいと言う願望」だと思います。
★なあに? 念力であたしを呼んだの? 寺さん また 回顧録一人で書いてるの~ 松ちゃんの寝たきりのころのことでしょ はい はい わかりました 聞きましょう 猫缶を大盛りでお願いしますね~♪
ああ ~ きのうは運動会 良かったわ~ ソーラン節 興奮したわ 今ね 西郷隆盛の本 見てるの 寺ちゃんが ねえ あたしは 要介護5 で障害一級で 寝たきりで いろいろ具合の悪い人なんだから って言うの 笑わせるなって ソーラン踊るよ♪
5/20・20時50分作成「新・松ちゃん応援団」団長の寺さんより