寝たきりって怖い 全てを奪う
松っちゃん(介護界のアイドル・私の愛妻)(百名山を完走した主婦)は、ある病院で特別に入院許可を得て、入院しての「リハビリ」に勤しむ日々が 続く、一ヶ月の期限付きだ、PT(医学療法士)さんが そうと 優しく 厳しく 褒めたり 宥めたり あの手 この手で 「初歩の初歩」から 車イスに 座る ところまで来たが 体力が無い パワー不足で 困っている。
嚥下機能回復訓練は ゴクン と咽喉が 上下しなければ
のどが うまく 機能をしないと プリンとか ゼリーとか 肺に いってしまうので 肺炎になる可能性もある ST(言語聴覚士)さんは 怖いと思う もし 自分が 与えたプリンで 「誤嚥性肺炎」を 引き起こしたら 大変なことになる 昨日の夕方 部屋にやってきた 元気が無い 何だろう 勇気をだして バンバンいくよ～♪ って 賑やかに いって欲しいが・・・。
何回 やっても 膝から 崩れ落ちる
全く 立てない 1%も 無理 本人は 悔しそうに 恨めしそうに 半べそ かきながら 顔を 真っ赤にしながら やっても 全然 無理 膝が ガクンと 折れる 1秒も 立てないことが わかった 寝たきりに なってしまった瞬間から もう 終わって いたのかも知れない 家に 帰ろう ごめんね 辛い思いさせて 痛いことさせて ごめんね 「そうしたいのは 山々 だけれど ここで 逃げて どうする」 鬼の心で仏の顔するしか 乗り切れないと思う。
アイドルは 疲れ切っている
顔には 悲壮感が 漂っていると言うよりか 「安らかな いい顔」している このまま そうと ね 起こすと 可哀そう でも でも 本当に 起こすと可哀そうなの? 一生のことなんだ 死ぬまで 寝たきりで いいの 誰かが 悪者に なる必要がある 一人の人間を 何とか 歩けるようにしたい この想いが 今回の寝たきりよ さようならプロジェクトなんです 察して下さい。
窓の外は 曇り空が 広がっていた
つい この間までは 晴天が 続いていた 最近は 天候が不安定だ 晴れが続くと 一雨 欲しいな 降ってくれないかな と人の心は 変わる 降れば 降ったで 早く 良い天気に なってくれよ と舌うちする 人の心は 仏にも鬼にも なれる 唯 それを 使いこなすことが できる人と できない人がいる
ハンバーグステーキハウス
病院への行き帰りに ここ 通る 駐車場が あるので 便利だ たまには 200ｇか 300ｇか の一番 上等なのを 注文して あそこのガラス窓から 道路を 眺めて 自分に向かって「お疲れ～さん」とか 呟いて みたいものだ。
「しろくん」と呼ばれている 子供の野良猫
近所の公園に 子供の白い猫がいて 冬を生き延びて この夏も 生きている 以前は 「真っ白」だった 眼が 色が 「赤」なのも 特徴の一つだ 誰かがエサを あげている あげても あげても 「懐かない」のは 何か 訳が あるのだろう 台風15号 16号が 来るのか 来ないのか いずれにしても 飛ばされるなよ。
