ムレる オムツ
介護して されて この 暑さ 薄いのに 替えた しかし 漏る でも 厚さが 厚いのは 漏らないが かなり 熱い 「漏るのに 替えた」薄くて 涼しい 漏るのは仕方ない 防ぐには まめに 取り替えること やります
介護ベッドから
下りて 歩く のを 目標とした ケアマネ その他には 秘密 絶対に不可能と言われているので 医師にも 黙っている 2年間 寝たきり 帰ってきても 同じ 歩くなんて できるわけない そうですね 確かにそう思います
この介護ベッドの上で
松っちゃんに 言った「この 介護ベッドの上で 一生 送るの ここで 死ぬの どうすんの」って ああ 残酷なヤツ ちから のある人に きて もらって 介護ベッドから 床に 足を つける 訓練 スタートする
冗談ってか
今 向こうの部屋から ここに くる時 介護ベッドの 御姫様の オムツ取り替え 今日 6回目 終わり 気管切開の 吸引も終わり ナースコール 手に 握らせ いい こと 早めに 鳴らすんだよって 言ったら鳴らした 早すぎるな って 言ったら ニッと笑った 怒れない ま いいか
夫婦介護
愛が 増々 深まっていく 何だろう 向こうも そうなのかな 誰かに 聞いて もらおう 寺ちゃんが いなくなったら 松っちゃんは どうなるのだろう 胃ろう 吸引 寝たきり 死ぬまで 見て くれるのかな 誰かが・・
お金
介護保険の一割 自費の10割支払 医療費 オムツ代 着るもの 消耗品 電気 ガス 水道代 ガソリン代 寺ちゃんの食費 合計いくら? いくらかかっても 松つちゃんの命を守っていくためには 何とか する
一句
人生は わかっているよ 一度きり
左のは松っちゃんの赤坂の友人からの作品 見事なバステル画 これだけの 描ける人 そうは いない 偶然 書斎の棚の奥から 発見された 30年の時を経て ここに 飾られ 松っちゃんを 見守る 守護絵になった 右の油絵は松っちゃんのもの 30年前の作品 葡萄の色づかいが 素晴らしい